今回はコモドロングクルーズと題しましてワイド好きな皆様のリクエストにお答えし、コモド北ワイド系ポイントを中心に、バンタ島から火山島のサンゲアン島まで舵をすすめてまいりました。
まずはリンタ海峡の名物のひとつ、目の前を覆い尽くす数千のハナダイ群の歓迎を受け、華やかにクルーズはスタートしました。いつ見ても、何度見てもあの数の多さと華やかさは見ごたえありですね。
二日目からのワイドポイントは期待を裏切ることなく、巨大ロウニンアジ、巨大イソマグロが右から左からと続々登場し、時折見せる小魚へのアタックはそれまでの優雅な泳ぎとは別人(別魚)のように機敏で鋭く、肉食であることを実感させられるほど迫力満点でした。
また、大潮まわりの特徴でもあるカスミアジの大群は背中の青色が際立って美しく、一見の価値ありでしたね。
もちろんタカサゴ、ウメイロ類の大集団は目の前をいつまでもいつまでも途切れることなく川のように流れ、我々を飽きさせませんでした。
そして今回はスペシャルクルーズとあって、ハンマーヘッドも回ってくるポイントにもまいりました。あいにくハンマーヘッドはお留守のようでしたが、ホワイトチップリーフシャーク、ツムブリ群、ブルーユニコーン群、ヒラニザ群、など豪華な賑わいぶりでした。
海中火山のポイントでは、砂地の至る所から湧きあがる気泡に手を当ててみたり、温泉気分を少し味わいながらの珍しい体験となりました。またナイトダイビングでは巨大ミカドウミウシやメガネウオなども見られ、マクロも楽しんで頂けたのではないでしょうか。
この度は3名様が記念ダイブを迎えられるというおめでたいクルーズにもなり、ディナータイムも更に盛り上がりました。
今回の海況は・・・
コモド島北エリア:水温 ±29℃ 透明度 ±18m
バンタ島北エリア:水温 ±28℃ 透明度 ±15m
サンゲアン島北エリア:水温 ±29℃ 透明度 ±18m