先週に続きレンベ・サンギヘ諸島クルーズへ行ってまいりました。 天候の影響で運行ルートが限られ、レンベからブナケンエリアを中心にじっくりと潜り込む形となりましたが、マクロの宝庫であるレンベでは、人気の甲殻類から軟体動物、カエルアンコウ類が続々登場! 擬態するミミックオクトパスやカラフルなハナイカは、皆様の目をひいたようです。 大小さまざまなカエルアンコウや、砂地に半分埋もれているペットボトルから顔を覗かせる鮮やかな黄色いミジンベニハゼなども登場し、楽しいダイビングとなりました。
サンギヘ諸島の一つ、ルアン島のポイント「ブラックサンド」では、ニセボロカサゴやパドルフラップスコーピオンフィッシュなどのカサゴの仲間が5匹以上登場しました。 カラーバリエーションにも富んだその様子をじっくり観察いただけたと思います。 さらに、水深20m前後で5種類以上のクジャクベラがフラッシングを繰り広げる様子は、大変美しい姿でした。 また、ナイトダイビングでは、ミカドウミウシが次から次へと姿を現し、その数まさに10匹以上! 交接中のウミウシや、ウミウシカクレエビが共生しているウミウシもじっくり観察いただけました。 スラウェシ島北部のワイドポイント「ライオンヘッド」では、流れを見計らってのエントリー。 そこに登場した巨大マダラトビエイが傍を泳いでいく様子は迫力満点! 深場ではアケボノハゼが姿を現すなど充実の一本だったと思います。
ブナケンエリアでは、絶滅危惧種のアオウミガメが次から次へと登場、沖を優雅に泳ぐ姿は皆様の印象にも残っていると思います。 また、浅瀬のサンゴには光が入り、非常に美しい水中景観が広がっていました。 今回は雨の日が多いクルーズでしたが、その合間には素晴らしいサンセットシーンもありました。
こんな盛りだくさんのレンベ・サンギヘクルーズ、来年も予定しております!
是非、皆様のお問い合わせをお待ちしております!
今回の海況
レンベエリア:水温 ±30℃ 透明度 ±15m
サンギヘエリア:水温 ±30℃ 透明度 ±15m
バンカ・ブナケンエリア:水温 ±30℃ 透明度 ±15m