さて、今回は基本ルートとなる南、中央、北エリアの順で廻りましたが、
予想に反して平均水温が28度と高く透明度も良くとても快適でした。
南のマンタポイントではブラック、ノーマルともに貸切り状態で見ることができました。
うっすらと見えていた影が近づくにつれ段々と形になり、
頭上すれすれをゆっくりと通り抜ける時の興奮は、
今回ご乗船された皆様のエキジット後の「来てよかった」の一言に集約されていたように思います。
中央エリアではさまざまな表情のホヤ類や色鮮やかなカイメンをご覧いただきました。
Crystal Rockで優雅に泳ぐマダラトビエイを間近で見られたことも、楽しんで頂けたようでした。
次から次へと現れる巨大ロウニンアジ、イソマグロ、またその間を駆け抜けるウメイロ、タカサゴ類、
その様子に見入る我々の周りをゆっくり泳ぐホワイトチップリーフシャーク、
これはまさにコモド北エリアを象徴する景観です。
そしてBatu Bolongのハナダイは素晴らしく、
何千~何万にもおよぶハナダイ類がサンゴを覆い尽くす様子と光のコラボレーションは
この度ご乗船いただいた皆様の記憶にもしっかりと刻まれたと思います。
今回のコモドの海状況は・・・
北エリア:水温;±29℃ 透明度;±20m
南エリア:水温;±27℃ 透明度;±15m