本年度も年末年始クルーズ、２艘体制で行ってまいりました。
この度利用していただきましたのはSS6号とOCEAN ROVER号！
SS6号での年末年始、ダイビングの様子はというと、
ワイドポイントではタカサゴやウメイロ類が群れをなし、
それを狙うロウニンアジやカスミアジ、イソマグロが泳ぎ、ナポレオンやカンムリブダイ、
バラクーダなども現れ、年末の忙しさを彷彿とさせる水中だったと思います。
また、マンタポイントはゲストの皆様の日頃の行いが試される？ところ、
なんと・なんと、ブラックのみの登場となり、日頃の皆様の行いはどんなもんなのか？と、
想像すると笑えてしまいましたが、何はともあれマンタがすぐ目の前、
手の届きそうな所を悠々と通り過ぎていくのは最高だったのではないでしょうか？
パッセージは好天に恵まれ、また元旦ファーストダイブでは透明度も良くムレムレの魚達の中、
気持ち良いダイビングをし、セカンドダイブは今クルーズのラストを飾るブルーマジックで、
数々の魚達や巨大オーシャニックマンタにも遭遇、
今年を占う元旦ダイビングとしては大吉といった所でしょうか・・・。
そうそう、ナイトは皆さん、ちゃーんと歩くサメがヨチヨチと、
加えゲコ・ゲコと鳴くヒゲダルマこと、バンデットトードフィッシュも観察、
ラジャならではのクルーズだったと思います。
続きまして・・・OCEAN ROVER号です。
初日のヤムスロープで、サラサハタの幼魚、ニシキテグリ、ピクチャードラゴネット、
フラッシャー、カエルアンコウといった続々と登場するマクロ生物に、
1本目から生物層の厚さを実感していただけるダイビングとなりました。
２日目からはワイドの本領発揮！ どこを見ても魚だらけ、
ぐっちゃりムレムレおさかな天国の世界を楽しんでいただきました。
マンタサンディでは、透明度こそ低かったものの、
豪快に舞うマンタの姿はやはり圧巻です。
また、マンタサンディ2本目では、ポントヒ、タツノイトコ、ネジリンボウ、ウミテングなどの小物が大活躍！
マンタよりも小物に走ってしまった方が続出してしまいました（笑）。
その他にも、ナイトダイビングではバンデッドトードフィッシュ、ウォーキングシャークといった
ラジャのスター選手たちの登場、チキンリーフでは水深13ｍでアケボノハゼ確認！
ヌーディブランチロックに生息する、明るいうちから高確率で観察できるピクチャードラゴネットなど、
やはりラジャアンパットは驚きの海ということをゲストの皆様に実感していただけたことと思います。
最終ダイビング、ブルーマジックではマンタも登場し、
新年を祝うにふさわしい、素晴らしいダイビングだったのではないかと思います。
水温：28～29℃
透明度：10～18ｍ
また、大晦日には、SS6号の方へ全員集合。今年はイントロクイズで大変盛り上がりました！
そして、カウントダウン前には、年越しそば、年明けにはお雑煮、
元日はおせちと、インドネシアではありますが、
ゲストの皆様にはささやかな日本のお正月気分を味わっていただけたのではと思っております。
