この度のコモドクルーズは満員御礼、国際色豊かなマリ号での賑やかな6日間となりました。
コモドの海は、透明度が高く魚影の濃い北エリア、
栄養分豊富で面白生物の多い南エリア、
北と南の海流が混ざり合う中央エリア、
とそれぞれ異なった水中世界を楽しむことができます。
今回は風の影響もあり南エリアを避け、北、中央エリアを中心にご案内しました。
北エリアは、透明度も良く色鮮やかで元気な珊瑚と、コモドらしい多くの回遊魚が群れる様子が印象的でした。
ウメイロ、タカサゴ類、ハギ類、フエダイ類が群れる中、
興奮色に変化したロウニンアジが捕食のタイミングを狙いながら泳ぐ姿は大変貫禄がありました。
また、一瞬にしてハントする姿はまさに海の王者、大変迫力があり皆様の印象にも残ったことと思います。
中央エリアのマンタポイントでは、クリーニングステーションで同時に数匹のマンタを見ることができました。
大きな体をゆっくりと乱舞させる様子は見応えがあり、また水底ギリギリをホバリングし間近で見るマンタも大変迫力がありました。
また何千何万にも及ぶハナダイ類が生息するポイントでは、
浅瀬に入る太陽の光と色鮮やかな珊瑚、華やかなハナダイ類の美しい様子をご覧いただきました。
このようにどのポイントも個性的で飽きのこないコモドの海を皆様には楽しんでいただけたのではないでしょうか。
掲載いたしました写真は、ご乗船下さいました板倉 恵美様よりお借りいたしました。
有難うございます!
今回のコモドの海況は・・・
北エリア:水温±27℃ 透明度±20m
中央エリア:水温±26℃ 透明度±1