この度はシーズン2航海限定!
マウメレ-アロールクルーズにて、インドネシアの秘境中の秘境エリアをご案内致しました。
バリ島、デンパサールより東へ飛行機で約2時間、フローレス島マウメレからスタート。
途中、活火山の噴火口を目前にダイビング、マッコウ鯨漁を行う村へ上陸、そして手つかずの自然が残る海でのダイビングなど、最終目的地アロール島までの壮大なスペシャルクルーズです!
今回は天候にも恵まれ、活火山麓でのダイビングでは、抜けるような透明度の中、水中を舞う火山灰のように泳ぐハナゴイ類、スズメダイ類が非常に美しく、皆様を魅了しました。
生き生きとした珊瑚とそこに集う魚の様子は、まるでお花畑のようだと表現されるお客様もいらっしゃいましたが、正にその通りの素晴らしい光景が広がっていました。
バンダ海ポイントでは希少なニシキヤッコの幼魚やヒオドシベラ、ハナゴンベなどが登場、また水深20m前後よりアケボノハゼがいたる所に生息、すぐ傍まで近づくことができる為、じっくりと観察できました。
インド洋側のポイントでは、オコゼ・カサゴ類から軟体動物、甲殻類などが次から次へと登場し、何本潜っても飽きる事のないダイビングとなり、レンベやアンボンにも劣らないマクロ面白エリアであることを実感できました。
唯一アロール近郊のワイドポイントでは、流れの影響を強く受け魚の数が少し寂しく、ニタリ(鮫)ポイントでは、透明度がやや低いこともありニタリの姿を確認できませんでした(ニタリもやったり顔でニッたり?)が、こちらは是非次回のお楽しみにしていただきたいと思います。
航路の途中では、伝統のクジラ(突きん棒)漁を今でも続けるラマレラ村へもご案内、その危険性から突きん棒を持つ人は独身の男性に限られており、最近の若者は町に出稼ぎに出てしまうことから存続していくことが難しい現状です。
この島ヘはまだまだ交通の便が悪く、今回のようなクルーズだからこそ上陸が叶うラマレラ村、皆様には希少な体験の一つとなったに違いありません。
今回のクルーズでは、多くの自然が残る広域なエリアをご紹介致しました。
あいにく火山の噴火をご覧いただけず残念でしたが、これも自然にて、ぜひ次回のお楽しみにしていただければと思っております。
今回のマウメレ-アロールの海況は・・・
水温 :27℃~30℃
透明度:15m~25m